Thursday, February 11, 2010

少年からの暴力

『静かな早朝の新興住宅地で凶行は起きた。10日、宮城県石巻市の民家を訪れた少年(18)に若い男女3人が刺され、女性2人が死亡した。少年は亡く なった女性の妹を連れ、車で逃げたが、約6時間後に別の少年とみられる男とともに身柄を確保された。妹は以前交際していた少年に振るわれた暴力について、 警察に繰り返し相談していたという。

 現場は、石巻市中心部に近いJR仙石線に面した一角。石巻駅から西に800メートルほど離れ、田んぼを造成して出来た新興住宅地だ。南部さん宅も 数年前に引っ越してきた。近所の人によると、南部さん宅には70代の祖母、母のかつみさん(46)、亡くなった美沙さん(20)、連れていかれた沙耶さん (18)の姉妹が住んでいたという。沙耶さんには最近、赤ちゃんが生まれた。

 近所のアルバイトの女性(22)は、この日午前7時過ぎに救急車の音に気づいた。担架に乗せられた人が車内に運び込まれ、救急隊員が胸に手をあててマッサージをしていたという。「叫び声などは特に気づかなかった。ストーブの中毒かと思ったら、殺人だなんて」と驚いた。

 近所の女性も午前7時前、異変に気づいた。「救急車が3台も来ていて、びっくりした。窓から見ていたら3人が運ばれていた。昨日も、母と姉妹、赤ちゃんで買い物に行ったようで、仲のいい家族だった。トラブルがあったと聞いたことはない」と話す。

 ただ前夜、南部さん宅から110番通報があり、警察官が南部さん宅を訪れていた。

 9日夕方に被害者宅を訪れた男性は、姉妹の一人と話した。「母親の具合が悪いとは話していたが、とくに変わった様子はなかった」という。

 近所に住む70歳代の女性は、南部さん宅の女性が幼児を自転車に乗せて遊んでいるのを見かけたことがあるという。「近所づきあいはなかったが、明 るくてさっぱりした感じの娘さんだった。だんなさんは見たことがない。こんなところで事件が起きたことにショックを受けている」と話した。』

2010年2月10日 asahi.comから

警察がなんとかしてれば・・って思っちゃいますよねぇ。