Thursday, May 24, 2007

台風に備え有志が空き家補修

台風に備え有志が空き家補修/南さつま・笠沙
過疎・高齢化で放置
(05/22 07:35)

老朽化の著しい空き家を補修する片浦集落の住民ら=20日、南さつま市笠沙町片浦 「朽ち果てた空き家で近くの家が危ない」と南さつま市笠沙町片浦の片浦自治公民館は20日、老朽化が著しい2軒の家屋を補修した。 2軒は地元を離れた人の所有で、「年金暮らしで取り壊す資金がない」などと放置されていた。壁が一部崩れ落ちていたり瓦がずれていて危険なため、同公民館が所有者に連絡。対応策を示してもらえなかったため、地域の有志がボランティアで台風シーズン到来前に補修することにした。 同日は約20人が参加。坂上巌館長(70)が「個人の所有物を何でやらないといけないのかという声もあるが、現に危険にさらされており、理屈ばかり言っても仕方がない」と指示。屋根部分を網で覆ったり、崩れた壁を取り除き、新しい材木で補強したりして台風に耐えられるようにした。 同集落は過疎化の進行で30軒ほどの空き家がある。参加者から作業の合間に「来年度以降はどうするか」などの意見も出された。


南日本新聞より
 ほんと、人の空き家に金かけてられないよねぇ。

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