しんじ湖温泉で「そぞろ歩き」

しんじ湖温泉で「そぞろ歩き」社会実験 社会実験で設けられた仮設歩道を歩く観光客＝松江市千鳥町、松江しんじ湖温泉 　松江市千鳥町の松江しんじ湖温泉のメーンストリートを浴衣で歩きたくなる情緒あふれる通りするため、車道を狭め、歩道を広げる社会実験が始まった。市などでつくる実行委員会が十一月二日までの期間中、課題や有効性を検証。温泉街のにぎわいにつなげる。　温泉街の中央通りは歩道が車道南側だけ。そぞろ歩きの楽しめる歩行者優先への転換を試す実験では、通りの延長六百メートルで、幅八メートルの車道を五・五メートルに変更。車道を狭めた分、北側に二・五メートルの歩道を設置し、車両の通行量や速度を調べる。　車道と歩道はセーフティーコーンとコーンバーで仕切り、プランターの花々を配した。歩道に設置したあんどんの灯が温泉情緒を演出している。温泉街ではジャズ喫茶ウエザーリポートの期間限定での営業があり、ラーメン屋台も出る。　社会実験は、同温泉街の「まちづくり構想案」の一つで、国土交通省の支援を受ける。総事業費九百万円。同市の市街地整備課は「民間のにぎわいづくりの動きに合わせて、実験の成果を生かしたい」としている。
山陰中央新報より　安全に歩ける歩道は欲しいねぇ。温泉街をゆったりとねぇ。