Thursday, April 17, 2008

国王の娘

 【ブリュッセル=井田香奈子】ベルギー国王アルベール2世の「隠し子」だと主張している女性が、国王が娘と認めないことへの怒りを表した自著を出版し、話題になっている。9年前から国民に存在を知られ、「国王にそっくり」と言われてきたこの女性の発言に王室は「ノーコメント」だが、王室・政府とも異議は唱えていない。
女性は英国ロンドン在住の芸術家デルフィーヌ・ボエルさん(40)。出版した本は「へその緒を切る」という題名で、自分の作品の写真集に自伝的な内容も加えた。
 AP通信によると、99年に出版された国王の妻パオラ妃の伝記などでボエルさんの存在は知られていた。国王も同年のクリスマスの国民へのメッセージで、王妃以外の女性と60年代に恋愛関係になったことを認め、「私たちの結婚は当時、ほとんど破綻(はたん)していた」と告白。だが、婚外子の存在は認めてこなかった。
 ボエルさんの母親はベルギーの実業家の妻だったとされる。地元紙の取材にボエルさんは「娘と認めてもらうことはもはやあきらめた」と失望をあらわにしている。

asahi.com

国王の娘って、どんな暮らしできるのかなぁ。

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