Wednesday, April 09, 2008

裁判員制度

一般市民が刑事裁判に参加する裁判員制度が来年5月21日から始まることになり、県内でも早ければ来年7月末ごろ、県民が裁判員として盛岡地裁の法廷に立つことになる。
 同制度は殺人や強盗傷害などの凶悪事件が対象となり、県内では2007年は22件、06年は20件あった。1件につき6人の裁判員が有権者の中から選ばれる。急病などに備えて補充の裁判員が選ばれる可能性もあり、1件につき8人が選ばれるとすると、県内では年間約160人が選ばれることになる。有権者を113万人とすれば、7000人に1人の割合だ。
 一方、裁判員となることに不安を感じている県民は少なくない。最高裁が今年1~2月に県内の210人に行ったアンケートでは、「義務であっても参加したくない」と答えた人が44%に上り、特に女性は57%だった。
 伊藤紘基所長は「不安に思う人もいるかもしれないが、模擬裁判などを通じて1人でも多くの人に制度を理解してもらえるように努力したい」と話している。
(2008年4月9日 読売新聞)

必要ないのでは?

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