Wednesday, September 19, 2007

電気泥棒

携帯無断充電=1円窃盗で中学生送検
 携帯電話に充電するため、コンビニ店のコンセントを無断で使い、1円相当の電気を盗んだとして、大阪府警松原署が中学校の男子生徒ら2人を窃盗容疑で書類送検していたことが19日、分かった。男子生徒は「電池が切れたので、軽い気持ちでやった」と話したが、同署は「額の大小ではなく、無断で使用したことが犯罪」としている。  ノート型パソコンなどを常に携帯し、利用している人には人ごととは思えない事件だ。 調べでは、大阪地検堺支部に書類送検されたのは大阪府松原市に住む当時中学2年で14歳だった男子生徒2人。2人は共謀し、3月15日午前1時ごろ、同市のコンビニ店で、店舗の外壁にある看板点灯用のコンセントに携帯電話の充電器を差し込み、約15分間充電。約1・5ワットの電気(1円相当)を盗んだ疑い。 パトロール中の松原署員が2人を見つけ、事情を聴いた。同署によると、男子生徒は携帯電話で友人に返送するメールを作成中に電池が切れたため、一緒にいた同級生から充電器を借り、同店のコンセントを探しだして無断使用していた。 調べに対し男子生徒は「早く友人にメールを返信したかったが、電池が切れたので悪いとは思いながら無断で借りた」などと供述。「夜中に街を歩いていたので、自宅に帰りたくなかった」とも話した。 このコンビニ店では、同様の手口で電気が使われる被害が続発。店員らがたびたび注意してきたが、今回は店内カウンターにいたためコンセントの位置が店員の死角になり、犯行に気付かなかったという。 2人の男子生徒は一貫して「軽い気持ち」だったことを強調。通常は書類送検をせずに手続きを終える「微罪処分」として処理する場合が多いが、同署は「額の大小は関係ない。(コンビニ店から)被害届が出ており、犯罪を見逃すことはできない」と判断した。 刑法の窃盗罪は「他人の財物」を窃取する罪で、電気は同法245条で財物とみなされている。同署は「これからも悪いことは悪いという姿勢で臨む」と話した。 ▼微罪処分 窃盗などの軽い犯罪について、警察官が送検せず刑事手続きを終わらせること。犯罪の種類や被害が少額にとどまっていること、前科がないことなど、各地方検察庁ごとに定められた基準に従い、処分後に検察官へ報告する。03年10月には愛媛県伊予市で無職男性が肥料として使われる牛ふん10キロを畑から盗んだケースや、06年4月に京都市で調理師男性が料理の飾り付けに使おうとして、京都府が管理するサクラから枝を盗んだケースなどが微罪処分となった。 <あっちこっちで“盗まれる電気”>松原市では今月18日にも料金滞納で電気を止められた男性(37)が、棟続きの長屋の2軒隣に住む女性宅から約5メートルの延長コードを使って電気を盗んだ疑いで事情聴取されている。ほかにも04年2月、JR名古屋駅構内で男性会社員が清掃用コンセントからパソコン用電気を5分間無断使用して書類送検。03年9月には、大阪府門真市駅前のドーナツ店で男性会社員が携帯電話を充電して検挙され、微罪処分になった。 ◆松原市 大阪市の北に隣接し、面積16・66平方キロ、人口12万7645人(8月1日現在)の小都市。55年2月に大阪府内21番目の市として誕生した。中野孝則市長。市の木はマツで、花はバラ

 by スポニチ

 ついついそこにコンセントがあってって感じだろうけど、泥棒だもんねぇ。

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