Saturday, September 29, 2007

子役父親がシーン削除を要求

映画「カイト・ランナー」、子役父親がシーン削除を要求
2007.09.25Web posted at: 17:00 JST- CNN/AP
カブール──アフガニスタン出身作家カレード・ホッセイニのベストセラー小説「カイト・ランナー」が映画化されたが、出演者の12歳少年の父親が地元で村八分になったり、攻撃を受ける危険性があるとして、暴行シーンの削除を要求した。
登場人物ハッサンが少年時代にいじめの一環で性的暴行を受け、友人である主人公アミールが現場を目撃する場面。物語のカギとなる重要シーンだが、ハッサン役の少年は演技に消極的だったとされる。
父親は、この場面がアフガニスタン人の感情を傷つける恐れがあり、アフガニスタンの品位や文化に反すると指摘した。映画スタッフ側はこの場面をカットし、脚本からも削除すると発言したという。
プロデューサーのベネット・ウォルシュ氏とレベッカ・イェルダム氏はAP通信に対し、少年の父親が不快感を示したことに驚き、出演した少年たちの今後の生活に最大限配慮する意向にあることを明らかにした。ただ、場面カットの可能性については明言を避けた。
ウォルシュ氏とイェルダム氏は昨年このシーンを撮影した後、今年出演者とその家族らを訪問。両氏によると、家族らは直接懸念を表明したものの、描写に細心の注意が払われたため、シーンの内容について不満はないと述べたという。両氏は撮影にあたり、家族らの具体的な指示に従ったと強調した。
ハッサン役の少年は、地元では莫大な金額にあたる1万ドルを出演料として提示された。ただ、少年は、暴行シーンがあることを事前に知っていた場合、出演を断っただろうと語った。また、少年の家族は、暴行シーンの撮影を知ったのが前日だったと主張している。
「カイト・ランナー」は11月に米国で公開される。

CNNから
 そういうのもあったから、いい額の出演料だったんじゃないのっ。

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