Saturday, September 23, 2006

トンネル

帰宅途中の女性、深夜のトンネルで刺殺 川崎
2006年09月23日21時50分
 23日午前0時ごろ、川崎市宮前区梶ケ谷の線路下のトンネル内で、女性が倒れているのを現場を通りかかった男性会社員が見つけ、110番通報した。女性は右胸と左腹を刃物で刺されており、病院に運ばれたが、約2時間後に死亡した。神奈川県警捜査1課は殺人事件と断定し、宮前署に捜査本部を設置した。

女性が倒れていたトンネル内を調べる捜査員=23日午前9時53分、川崎市宮前区梶ケ谷で
 調べでは、女性は近くに住むアルバイト黒沼由理さん(27)。司法解剖の結果、死因は右胸を刺されたことによる出血性ショックだった。凶器は片刃の包丁とみられており、付近を捜索しているが、見つかっていない。
 22日午後11時40分ごろ、最寄りの東急田園都市線梶が谷駅の改札を1人で出る黒沼さんの姿が防犯カメラに映っていた。現場は駅から約1キロで、歩いて自宅に向かったとみられている。トンネル近くにあるマンション住人が、深夜に女性の悲鳴を聞いたという。
 黒沼さんは、歩道部分にうつぶせで倒れており、自宅があるトンネルの南側出口付近から約30メートルにわたり、黒沼さんのものとみられる血痕も見つかった。着衣の乱れはなく、約4万3000円入りの財布が入った手提げバッグが現場に落ちていたが、物色された形跡はなかった。携帯電話も近くにあったという。
 現場の状況などから、県警は、犯人は殺害を目的に、トンネルを出る直前の黒沼さんを襲ったとみている。
 トンネルは長さ約170メートル。JR貨物の梶ケ谷貨物ターミナル駅や武蔵野貨物線の下を通っている。内部は片側1車線の車道と歩道部分に仕切られ電灯もあるが、夜間は車も人通りも少なくなる。黒沼さんは自宅と駅の往復にこのトンネルを利用していたという。
 黒沼さんと同じマンションの住人は「梶が谷駅への行き来はトンネル近くのバス停を利用する」と言うが、深夜は暗いため遠回りするという。
 黒沼さんは22日午前10時ごろから、東京都千代田区内でアルバイトをした後、東京駅近くで同僚の送別会に出席、午後11時ごろに別れたという。
 黒沼さんは両親と妹の4人暮らし。県内の短大を卒業後、川崎市内のコンピューター関係の会社に就職し、今年6月に退職。その後、8月22日から、週1回程度アルバイトをしていたという。

asahi.comより

 夜のトンネル怖いよぉ。しかもこんなのあったら、通れない。

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